470
1.
心いたみ
悩むもの
恵みの座に
来たれや、
「主の力の
いやし得ぬ
悲しみは
世にはなし」。
2.
迷うものの
光なる
のぞみの主は
のたもう、
「天の力の
救い得ぬ
悲しみは
世にはなし」。
3.
見よ、いのちの
満ちあふる
恵みの座の
うたげを、
「主の力の
いやし得ぬ
悲しみは
世にはなし」。
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471
1.
主よ、みもとに
近づかん。
十字架の道
行くとも、
わが歌こそ、
わが歌こそ、
「主よ、みもとに
  近づかん」。
2.
さすらう間に
日は暮れ
石にまくら
するとも、
夢にもなお、
夢にもなお、
主よ、みもとに
   近づかん。
3.
天よりとどく
かけはし、
われをまねく
みつかい。
恵みうけて、
恵みうけて、
主よ、みもとに
   近づかん。
4.
目覚めてのち、
ベテルの
石を立てて
捧ぐる
祈りこそは、
祈りこそは、
「主よ、みもとに
  近づかん」。
5.
天翔けゆく
つばさを
与えらるる
その時
われら歌わん、
われら歌わん、
「主よ、みもとに
近づかん」。
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472
1.
なにゆえこの身は
心さわぎ、
罪を嘆く。
わが主ともに在す、
なにか恐れん、
主はわがもの。
2.
十字架をになえど
心うれし、
 主ともに在す。
神の助けにて
うれい去りて、
さちはあふる。
3.
うれいと悲しみ
世にはあれど、
嘆きあらじ。
主はわれをおぼえ
さちと恵み、
 与えたもう。
4.
嬉しきみ声は
さやに聞こえ、
 望みはわく。
主イェス呼びませば
よみもわれに、
力あらじ。
5.
かいぬし主イェスよ
捕らえたまえ、
 われを常に。
みあとふみてゆかん、
救いうけし、
 われにあれば。
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473
1.
恵みの海の果て
わが罪消えさり
わが主のみそばにて
したしく声聞く、
恵みのみ神を
ときわにたたえよ。
2.
貧しく傷ふかく
いためるわが身に
とうとき主の血しお
ゆたかにそそがる、
救いのみ神を
ときわにたたえよ。
3.
おそれと危きに
おちいる時にも
身近にいたまいて
慰めはげます、
愛なるみ神を
ときわにたたえよ。
4.
汚れし罪の身を
みうでにいだきて
さかえにかがやける
冠をたまわる
とうときみ神を
ときわにたたえよ。
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474
(各節の初めと
、最後にうたう)
ギレアドの乳香は
きずをいやす、
ギレアドの乳香は
きずをいやす。
1.
しごとにはげむ
気をなくしても
みたまは元気に
してくださる。
2.
失望するな、
父の神は
無知のものをも
助けられる。
3.
ペトロのように
話せなくても
言うことはできる
イェスの愛を。
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475
1.
とこしえの愛は
いとゆたけく
潮路はるかなる
海に似たり。
2.
み神の愛より
生まれいでし
愛の交わりは
世に満ちゆく。
3.
世人のごとくに
高きみねや
海の深みにも
主を求めじ。
4.
優しくとうとき
わが主イェスは
今もここに在し
助けたもう。
5.
苦しみ悩みは
主の衣に
触れるその時に
いやされゆく。
6.初めて祈りし
おさなき日も
世をば去る時も
み名をあがむ。
7.すべての君なる
わが主イェスよ、
み旨かしこみて
したがいゆかん。
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476
1.
わがゆく道
おぼろなれど
み手をのばし
みちびきませ。
すべてを主に
まかせまつり
ただひたすら
正しく生きん。
2.
よろこびをも
悲しみをも
すべてを主に
ゆだねまつる。
ちからの主よ
ともにまして
わがすべてと
ならせたまえ。
アーメン
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477
1.
み国にある聖徒らの
尽きぬさちは、
いかなれや。
耐えしものは冠うけ
弱きものにやすみあり。
2.
エルサレムの都には
よろこび湧き、
やすきあり。
わが祈りは満たされて
祈ることもいまはなし。
3.
われらは今やすらかに
シオンのうたを
 ほめうたい、
聖徒たちも声あわせ
主の恵みをほめたたう。
4.
ほめうたもて
 ひざまずく
われら皆は神の民、
父と、み子と、
  聖霊の
神にありて一つなり。
アーメン
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478
1.
天なるみ国に
神は在す、
測りも知られぬ
そのみ栄え、
み顔をあおぎて
親しくまみゆる
万軍の神に。
2.
天なるみ国は
栄えに満ち
日の光すらも
輝き失せ
さえぎる雲なき
沈まぬ太陽、
万軍の神よ。
3.
天なるみ国は
痛みもなく
滅びも消え去り
いのちあふる、
尽きせぬ恵みと
喜びたまわる
万軍の神よ。
4.
天なるみ国の
さいわいこそ
われらの思いを
越えたるもの、
くすしき喜び
たまわるみ神は
万軍の主なれ。
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479
1.
ひかりかがやく
エルサレムよ、
蜜のながるる
神のみやこ、
くしきよろこび
いま知らねど
われはひたすら
仰ぎもとむ。
2.
神のみやこの
広き殿に
集いきたりし
み使いらは
証しびとらの
群れとともに
神のみ名をば
たたえうたう。
3.
ここに聖なる
み座ありて
永遠のかちうた
高くあがる、
いくさに勝ちし
主をかこみて
聖徒の群れは
てりかがやく。
4.
いとも楽しき
神のみやこ
したい求むる
めぐみの国、
とわのやすきを
たもうみ子と、
父とみたまに
みさかえあれ。
アーメン
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