380
1.
神よゆるしたまえ
悪魔に仕えし
この身を、
み恵みによりて救い
身も心もきよめ
やすらぎを
与えたまえ。
2.
神よいやしたまえ
罪の重荷負う
この身を、
み恵みによりて助け
身も心もきよめ
慰めを
与えたまえ。
3.
神よ強めたまえ
まことを求むる
この身を、
み恵みによりて支え
身も心もきよめ
十字架を
負わせたまえ。
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381
1.
光の主よ
われを照らし
心のやみをば
払いたまえ。
2.
主のみ胸は
安きすみ家、
恵みの光に
神を仰ぐ。
3.
神の光
深き愛を
われらの心に
満たしたまえ。
4.
救い主と
父、み霊を
貧しき心に
示したまえ。
アーメン
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382
1.
ここは神の
世界なれば
あめなる調べは
四方に聞こゆ。
岩も木々も
空も海も
くすしきみ業を
さやに示す。
2.
ここは神の
世界なれば
野ゆりも小鳥も
神をたたう。
かぜにそよぐ
草木にすら
とうときみ神の
み声を聞く。
3.
ここは神の
世界なれば
悪魔のちからは
やがてほろぶ。
わがこころよ
などて嘆く、
王なるわが神
世をすべます。
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383
1.
み神のみ手のわざ
大いなるかな、
みどりの野をかざり、
きらめく星を敷く。
みことばたもぅときに
海もしたがぅ。
2.
たかきに在す神よ
われら祈る、
みことば与えませ、
来たりてともに住み
ほろびぬいのちもて
祝したまえ。
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384
1.
み神のみわざは
くすしきかな、
あめかぜあらしも
主の手にあり。
2.
はかりも得がたき
神のみむね、
われらにかくして
世を統べたもぅ。
3.
くろくもおおえど
忍びて待て、
ゆたけき恵みの
雨はそそがん。
4.
おのれの知恵をば
たのみとせず
恵みのみ神に
ゆだねまつれ。
5.
いばらのみちにも
日ごと夜ごと
かおりもゆたけき
花はつきず。
6.
まなこを開きて
仰ぐものに
みむねをさやかに
あらわしたもぅ。
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385
1.
神のみめぐみは
海より深く
さばきのうちにも
あわれみあふる。
この世のあやまち
そのかなしみを
神は知りたもう、
ひとにまさりて。
2.
罪あるものをも
受け入れたもう
主イェスの恵みは
限りもあらず。
主イェスの血しおは
われらをいやし
罪あるものをも
み国にまねく。
3.
世びとの思いを
はるかに越えて
み神はこの世を
愛したまえり。
主イェスの流せる
あがないの血に
われらはゆるされ
み神をたたう。
4.
わが罪増すとも
恵みいや増す
はかりも知られぬ
み神の愛よ。
み声を聞きなば
いそぎ進みて
ひかりの道をば
喜びあゆまん。
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386
1.
十字架のもとに
われはのがれ、
重荷をおろして
しばしいこう。
あらしふく時の
いわおのかげ
荒野のなかなる
わが隠れ家。
2.
十字架のうえに
われはあおぐ、
わがため悩める
神のみ子を、
妙にもとうとき
神のあいよ
計りも知られぬ
ひとの罪よ。
3.
十字架のかげに
われは立ちて
み顔のひかりを
絶えず求めん、
この世のものみな
消ゆるときも
くすしく輝く
そのひかりを。
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387
1.
十字架の主を知るや、
十字架の主を知るや、
ああ、
わが罪のため、
主は、
ああ主は、
血を流せしを知るや。
2.
木にかかりしを知るや、
木にかかりしを知るや、
ああ、
わが罪のため、
主は、
ああ主は、
木にかかりしを知るや。
3.
墓に入りしを知るや、
墓に入りしを知るや、
ああ、
わが罪のため、
主は、
ああ主は、
墓に入りしを知るや。
4.
よみがえりしを知るや、
よみがえりしを知るや、
ああ、
わが罪のため、
主は、
ああ主は、
よみがえりしを知るや。
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388
1.
とうとき血をもて
われらを救い
ひとりのほろびも
主は嘆きたもぅ。
つきせぬめぐみを
そそぎたまいて
罪あるものをも
あわれみたもう。
2.
みあとに従い
喜びつづかん、
閉せるおもいを
やわらげたまえ。
つめたきこころを
あたためつよめ
つきせぬさいわい
満たさせたまえ。
3.
まずしきわがわざ
主は愛でたまい
「わがためなしたる
業」とぞのたもぅ。
めぐみのみ神よ
まずしきものに
つかうるよろこび
知らしめたまえ。
4.
なやみとくるしみ
この世にあれど
わが身をささげて
務めを果たさん。
あわれみあふるる
み顔をあおぎ
つぶやくことなく
なさしめたまえ。
5.
とうとき血をもて
われらを救い
ひとりのほろびも
主はなげきたもぅ。
ただ主にたよりて
のぞみにあふれ
たたえてよろこぶ
こころをたまえ。
アーメン
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389
1.
わがため主は
血をながして
そのいのちを
与えませり。
われ主のため
なにをなせし。
2.
ながき月日
忍びまちて
永遠のさかえ
知らしめたもぅ。
われ主のため
なにをなせし。
3.
わがため主は
さかえ捨てて
愛とゆるし
与えませり。
われ主のため
なにを捨てし。
4.
主のためわれ
いのちささげ、
生くるかぎり
仕えまつる。
主の恵みに
われはこたえん。
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