290
1.
ガリラヤの風
かおるあたり
「神のみ国は
近づけり」と
告げられしより
すでに久し、
「来たらせたまえ
主よ、み国を」。
2.
たたかいの日に
いこいの夜に
み国をしたう
あつき祈り
絶ゆることなく
捧げられぬ。
「来たらせたまえ
主よみ国を」。
3.
憎みあらそい
あとを断ちて
平和と愛は
世界に満ち、
みむねの成るは
いずれの日か。
「来たらせたまえ、
主よみ国を」。
アーメン
-------------
291
1.
さかえかがやく
神のくにを
主よいまここに
成らせたまえ。
きよきみ国の
群れのうちに
四方のくにたみ
あつめたまえ。
2.
十字のみ旗
かざし進む、
証しびとらを
めぐみたまえ。
イェスのみわざを
告ぐるものに
知恵とちからを
あたえたまえ。
3.
尽くることなき
神の愛は
日々にわれらを
つよめ生かす。
きよき犠牲の
愛にこたえ、
われらすべてを
捧げまつらん。
4.
春は来たりて
いのちあふる、
やがてみのりの
秋をむかえん。
神よわれらの
せつに待てる
み国の成る日
はやめたまえ。
アーメン
-------------
292
1.
「重荷をにないて
苦しむもの
来たりていこえ」と
み声聞こゆ。
つかれも悩みも
主にいやされ
みそばにやすらう
さちぞ深き。
2.
「いまわがあたうる
生ける水を
来たりて飲めよ」と
み声聞こゆ。
いのちの泉を
われは汲みて
かわきは満たされ
いのちあふる。
3.
「われこそ暗きを
照らすひかり、
仰ぎて生きよ」と
み声聞こゆ。
みひかりうけつつ
歩みてゆかん、
この世の旅路の
終わる日まで。
-------------
293
1.
罪あるものをも
愛する神は
ほろびを好まず
救いをたもう。
心にいたみを
覚ゆる時にも
み言葉かしこみ
み神にたよらん。
2.
主イェスは迷える
羊を尋ね
楽しき家にぞ
ともないたもう。
か弱きこの身も
おそるることなく
わが主の愛にて
傷はいやさる。
3.
罪びとみ前に
救いを得る日
あめなるみ殿は
喜びあふる。
恵みのみ霊は
悔いたる心に
いのちと平和を
豊かにたまわん。
-------------
294
1.
恵みふかき
み声もて
イェスは
呼びたもぅ。
「われに来よ」と
今もなお
われを待ちたもぅ。
(おりかえし)
来よ、来よ、来よ、
われにとく来よ、
疲れはてし罪人よ、
われにとく来よ。
2.
イェスのまねき
今受けよ
などてためらう、
備えられし
恵みをば
などてうけざる。
(おりかえし)
3.
イェスの
愛の約束は
いともくすしく
罪になやむ
われらにも
ゆるしを賜う。
(おりかえし)
-------------
295
1.
ひかりにそむき
閉ざす門を
おとずれたもう
客人あり。
神のしもべの
名にそむきて
などむかえざる
神のみ子を。
2.
ふかきみ傷は
み子の愛と
われらが罪の
しるしなるを。
いつまでこばむ
わが心よ、
主イェスのなみだ
誰がためなる。
3.
み声しずかに
呼びたまえば
いたむこころに
われは聞きぬ。
いざ戸を開かん
十字架の主よ、
悔いしこの身に
やどりたまえ。
アーメン
-------------
296
1.
み前にひれ伏し
神を呼びもとむ、
思いとことばと
おこないによりて
罪をばおかしぬ。
主、
あわれみたまえ。
2.
わが神わが主よ
われを捨てまさず、
恵みのみたまを
ゆたかにそそげと
み前にぬかずく。
主、
あわれみたまえ。
3.
とうとき血しおに
心きよめられ
罪とが洗われ
やすきをいただく。
ゆるされしわれを
主、
あわれみたまえ。
アーメン
-------------
297
1.
わが主イェスよ
ゆるしたまえ、
汚れしつみびと
このわれをも。
2.
罪はふかく
恐れせまる、
主の他いずこに
救い求めん。
3.
悪しきこころ
洗いきよめ
罪よりはなちて
守りたまえ。
4.
神のめぐみ
ほむる術を、
天なるみ子より
われは学ぶ。
アーメン
-------------
298
1.
心まよいゆくを
やめて
真の平和ねがい
いのち満つる
歩み求め
み国めざし進まん。
古き道を、
いまぞあとに
捨てて
神の道に移らん、
新しきわが身。
2.
神に助け祈る
ときに
重荷軽くなりて
またき平和うちに
満ちて
きよき力あふる。
悩み多きこの世
なれば、神よ
われは切に祈る、
まごころの願い。
3.
われを見たもぅ
救い主の
愛に満つるひとみ、
罪をゆるし、
やすき与え
いのち満たしたもう。
嘆きいたむわれを
捕えたもう
神の愛のひとみ
わが主のまなざし。
-------------
299
1.
心をくだかれ
憐れみを祈る、
罪あるこの身に
ゆるしをたまえや。
2.
罪咎のおそれ
わが身に満つれど
この身の頼みは
ただ主の十字架。
3.
わが罪あがなう
手だてはなけれど
たよりゆく道は
カルバリの丘ぞ。
4.
わが罪許され
み国に入るとき
み神の恵みを
永遠にほめうたわん。
アーメン
-------------