270 1. 栄えし国々 跡だになし、 聖なる教会 変わらざるに。 2. み国のいしずえ いとも堅く 讃美のうた声 いまも聞こゆ。 3. 天地ゆらぎて あらし吹けど 聖なる教会 ゆれ動かじ。 4. ときわに変わらぬ 神のいえの ゆるがぬ姿は 山のごとし。 ------------- 271 1. 主は教会の 基となり、 みことばをもて これをきよめ、 われらを死より ときはなちて、 仕うる民と なしたまえり。 2. 世界の民は 集められて、 ひとつのからだ、 ひとつの糧、 ひとつの望み、 共にわかち、 ひとりの神の み民となる。 3. 憎みあらそい われらを裂き、 人はあざけり ののしるとも、 神はわれらの 叫びをきき、 なみだにかえて、 歌をたまわん。 4. 世にある民も 去りし民も 共にまじわり、 神をあおぎ、 永遠の勝利を 待ちのぞみて、 イェスの来ますを せつに祈る。 アーメン ------------- 272 1. 主なる神を称え 感謝の歌捧げん。 神は我を招き 主の民としたもぅ。 選ばれし民らの 集えるみ国は あふるるみ恵みと 慰めに満てり。 2. み霊ここに宿り みことば働き 恵み絶えずあれば み民はやすけし。 愛と信仰によりて われら支えられ 主にある交わりは 命にあふるる。 3. 救いうけし者は 主のからだとなり キリストの血により きよきものとなる。 我らただ主を信じ 死の力に勝ち ひたすら主に仕え 主の道を歩まん。 4. 天の門はひらけ 光にかがやく、 我に主イェスの他 救い主はなし。 救い主主イェスを ひたすらに仰ぎ 心をかたむけて 主に仕えまつらん。 ------------- 273 1. 十字架に つどえるものの 友なる キリスト・イェスよ、 来たりて 悪しきてだてを くだきませ。 2. 救いの み腕をふるい かたえに 立ちたもう主よ、 攻め寄る 悪のちからを やぶりませ。 3. 聖なる みことばにより こころに やすきを満たし、 この世に まことの平和 あたえませ。 4. この世の とみもたからも みな主に 捧げまつりて あめつち 統べたもう主を ほめたたえん。 ------------- 274 1. 神の子の み名をあがめて 集いたる この交わりを、 主よ、 主よ、 祝しませ。 2. 神の子の 幹につらなる 枝なれば、 受けしものをば 主よ、 主よ、 わかちあわん。 3. 神の子の 愛にこたえて ともどもに むつみしたしみ、 主よ、 主よ、 進みゆかん。 4. 神の子の たすけによりて 証しせん はらからわれら、 主よ、 主よ、 まもりませ。 ------------- 275 1. なみかぜ狂えど 見よ岩のうえに 神の教会は とこしえに立てり。 「悩めるもの皆 みもとに来たれ」と 鐘の音はひびく。 2. 聖なるみ神は あめのみ座にまし 人の手になれる 宮に住みまさず、 自らくだりて われらのからだを 宮となしたもう。 3. み神はいのちと 救いをあたえて われを主の家の 生ける石となし みさかえのために その民を用い み旨なしたもう。 4. 主イェスの名により 集えるその時 主は中に立ちて その群れを守り みちかいを永遠に 果たしてみ国に 迎え入れたもう。 5. 鐘の音とともに み殿につどわせ 主につくみ民に みことば与えて 「世になきやすきを 喜び受けよ」と 主イェスは宣う。 ------------- 276 1. ああしたわし よき群れよ、 とうとき血による 神の教会。 2. わが祈りも わがなみだも わがなすわざをも 群れに捧ぐ。 3. 世のすべての ものにまさる さんびと祈りの このまじわり。 4. 愛する主よ、 弱き群れを 寄せくる仇より まもりたまえ。 アーメン ------------- 277 1. 栄えに輝く シオンの都は 変わらぬみ言葉 豊かにあふれ、 千歳のいわおを もといとなして 救いの石垣 み民を守る。 2. とうとき愛より 流るる水は 全てをうるおし いのちをたもう、 み民のかわきは つねにいやされ ゆたけきみ恵み とこよにつきず。 3. 地に住む民らは 栄えを仰ぎ 主イェスの近きを あおぎ望みて、 恵みの主の手に わが身をゆだね この世の旅路を 安けくあゆむ。 4. 恵みをうけたる みやこの民は あざけり忍びて 主のみ名あがめん、 この世の楽しみ 消え失せ果てて まことの喜び さやかにさとる。 ------------- 278 1. 日のてるかぎりを 主イェスは統べたもぅ、 恵みはあまねく 海をこえわたる。 2. たえざる祈りを み前にぞささげん、 朝のほめうた かぐわしくのぼらん。 3. もろびとこぞりて ほめうたうたえば、 おさなごともども み名をほめまつる。 4. とりこははなされ 貧しきはとみて ときわのいのちは あふれて尽きせず。 5. つくられしものよ 主のみ名をたたえん、 み使いとともに いざうたいまつらん。 アーメン ------------- 279 1. みことばも 世を造りし み神よ、 祈りを聞き くらきやみに てらしたまえ ひかりを。 2. 病めるものを いやしませる 主イェスよ、 とく来たりて もろびとらに てらしたまえ ひかりを。 3. はとのごとく くだりませる み霊よ いのち与え 世のやみじに てらしたまえ ひかりを。 4. 三つに在して ただひとりの み神よ、 地の果てまで とこしなえに てらしたまえ ひかりを。 アーメン -------------