220 1. 野山もひとも ものみな眠り いと静けし。 わがたま目覚め、 み前に伏して み旨をかしこむ。 2. 日かげいつしか 消え去りゆきて やみは深し。 されど主イェスの 恵みのひかり われらをなぐさむ。 3. 罪の衣を ことごとぬぎて われは願う、 主よ恵みもて かがやく衣を まとわしめたまえ。 4. 救いぬし主よ みつばさをのべ われを囲み、 夜の明くるまで あしきを防ぎ いこわしめたまえ。 5. わが身ひとりの さちを望まじ、 主よ恵みを、 わかちあたえて 愛するものを やすらわせたまえ。 アーメン ------------- 221 1. 夕日しずむころ みもとにつどいし 病みびとの群れを 主はいやしませり。 2. この日もみもとに 重荷をおろせば つかれししもべと 主はともに在す。 3. ああ主よ、主もまた ひとの子に在せば わが主は知りたもぅ、 われらの弱きを。 4. むかしに変わらぬ 恵みのみ手もて こよいもわれらを 幸わいたまえや。 アーメン ------------- 222 1. 救いぬしイェスよ ひかりのわが主よ、 みすがた絶えせず あおがしめたまえ。 2. ひと日のつかれに 目を閉ずるときも、 み国のさちをば 思わしめたまえ。 3. ともに在せイェスよ あしたにゆうべに、 生くるも死ぬるも みうでにすがれば。 4. まさみちをはなれ さ迷える子らに、 ゆるしのみ声を いま聞かせたまえ。 5. あしたに目さめて わざをなすときも、 日ごとにめぐみを ゆたかにたまえや。 アーメン ------------- 223 1. 日はおちて、 夕べしずかに迫れば 鳥はねぐらにいそぎて 花のいぶきもやすけし。 われらもつとめ終わりて 祈りをし、 主をたたえん。 2. わが神は、 心の奥をさぐりて 小さきとがをも知りたもぅ。 わがなすわざもことばも あやまち多くはずかし、 われはねがう、 みゆるしを。 3. 父の神、 きょうのひと日を感謝す。 主はわがわざを幸わい あやうきときも守りて すべてに勝ちたまえり。 たたえうた、 いまうたわん。 ------------- 224 1. 日はしずみて 夜ちかく 夕べのかげ あらわれぬ。 2. イェスよ今宵 閉ずる目に やすきいこい あたえませ。 3. つかれやすむ おさなごに 示したまえ みすがたを 4. み使いらを つかわして ねむるときも 守りませ。 5. 目さむるとき あたらしき きよきこころ あたえませ。 アーメン ------------- 225 1. 山べに日は落ち 夕やみおおえば ひかりのキリスト われらをてらせや。 2. 主イェスをたたえよ、 危うきときにも 恵みと愛もて われらを守れば。 3. わが罪あやまち ことごとゆるして こよいもやすけく いこわせたまえや。 4. 恵みのわが主よ み使いおくりて 眠れる夜の間も 守らせたまえや。 アーメン ------------- 226 1. ひと日のあゆみも いまや終わりぬ、 わが身のあやまち 数えたまわじ。 恵みにたよりて ひれふすわれに ゆるしのみことば 聞かしめたまえ。 2. み前にありては あやまち多く 思いもことばも みむねにそわず、 されどもみ神よ われをあわれみ 心と口とを きよくしたまえ。 3. 救いのみ神よ 罪のおもいを ことごと取り去り やすきをたまえ。 われらのすべてを 夜の間もまもり あしたの喜び うたわせたまえ。 4. 父なるみ神よ 恵みのあさに 目さむるそのとき みむねに仕えん。 み招きうけなば すべてをゆだぬ、 主よ、主のみ国に 住まわせたまえ。 ------------- 227 1. しずけき夕べの しらべに寄せて うたわせたまえ、 父なる神よ。 2. 日かげもやすろぅ 夕べとはなりぬ み手にぞゆだねん きょう播きし種を。 3. 日ごとわがなす 愛のわざをも ひとに知らさず 隠したまえや。 4. 鳥はねぐらに ひとは家路に かえる夕べこそ いとしずかなれ。 5. 神よこの世の 旅路おわらば わがふるさとに いこわせたまえ。 アーメン ------------- 228 1. しずけき夕べに 祈りをささぐ、 主よとく来たりて めぐみをたまえ。 2. ほろびの力に 囲まれおれど 主イェスのいませば われらはやすし。 3. うれいに満ちたる やみ路をゆけど かわらぬみ神の まもりは絶えず。 4. いのちの日かげの 暮れゆくときも み国のやすきを のぞませたまえ。 アーメン ------------- 229 1. 夕かげせまりて 過ぎゆくこの日、 われらをあわれみ み霊をくだし すべてのものに めぐみをたまえ。 2. 救いのみことば みむねのままに こころのつかれを いたわりつよめ すべてのものに めぐみをたまえ。 3. かなしむしもべを なぐさめまもり 目さめるときまで やすきをあたえ すべてのものに めぐみをたまえ。 アーメン -------------