080 1. みさかえあれ 十字架の主、 わがため血を 流したもぅ。 2. とわに尽きぬ いのちの主、 恵みあふれ 愛ふかし。 3. この世の罪 負いたまい、 主はわれらを あがなわる。 4. 主イェスの血は わが罪の ゆるしのため 流されぬ。 5. み使いらも 地の子らも よろこび満ち 主をあがむ。 6.いざたたえよ 声たかく、 恵みの血の とうとさを。 ------------- 081 1. 血しおに染みし 主のみかしら いばらの冠 ああ、いたわし。 さかえを捨てて 悩める主を、 心をこめて 仰ぎまつらん。 2. わが罪とがを 主は負いたもぅ、 主はわがために 苦しみたもぅ。 われここに立つ、 恵みの主よ、 愛のまなざし そそぎたまえ。 3. 十字架のそばに われは立ちて、 主のみ苦しみ 仰ぎまつる。 みわざを終えし 主のなきがら 心をこめて 抱きまつらん。 4. とうときイェスの み苦しみに 心あふれて ことばあらず。 生くる限りは わが主のもの、 いまわの時も ただ主にあらん。 5. 慰めぬしよ 盾なる主よ、 みすがた常に 示したまえ。 十字架を仰ぎ 主にたよりて われは雄雄しく 道を歩まん。 ------------- 082 1. 主のみ旗すすむ、 いのちをあたうる 十字架のきみの 息絶ゆるところ。 2. 主のかかりませる 十字架の木より もろ国のきみを み神は統べます。 3. いたましきその木 うるわしその木よ、 みからだをかけて みさかえをしめす。 4. み恵みの枝は エデンの園にて、 失せ去りし実をば 新たにぞ結ぶ。 5. 助けなる十字架 今なお変わらず 罪咎をゆるし あがないを給え。 6. 三つにまし、 永遠に ひとりのみ神よ 十字架の恵み とこしえに給え。 ------------- 083 1. み墓にわが君 眠りたまえば、 その死によりて われは生きぬ。 2. 岩なるみ墓に 入りませる主は 救いの岩と なりたまえり。 3. ああ、主はわがため み墓にくだり 愛のしるしを 示しませり。 4. いのちのもとなる わが主の力 信ずるものを 生かしたもう。 5. からだは死ねども よみがえりあり、 勝利のひかり 墓より出ず。 6.にがき死担える 主に従いて 恐れず進まん 生くるかぎり。 ------------- 084 1. 救いのぬしよ とるにもたらぬ 罪びとわれら ひれふし祈る。 世びとのために 苦しむイェスよ われらの祈り 聞きいれたまえ。 2. かよわき友よ 憂きもつらきも 日々の悩みも いざなうものも 恥しむものも 主は知りませば、 われらの祈り 聞きいれたまえ。 3. くずおれる時 つらき祈りも 死の苦しみも あざみそしりも 空のくらきも 主は知りませば、 われらの祈り 聞きいれたまえ。 4. いき絶え果てて 墓におさめど おぐらき墓は うつろになりぬ。 地より天へと のぼります主よ、 われらの祈り 聞きいれたまえ。 アーメン ------------- 085 1. 十字架にかかりし 主イェスのみもとに 悲しみ立てる み母のこころは するどき刃に 貫ぬかれたり。 2. 涙にくもれる 十字架の上より さし来る光、 世びとの救いと、 み母は心に おもいとどめぬ。 3. ああ、この痛みは 神よりたまわる にがきさかずき、 飲みほすみ母の 心の苦しみ たれか知るべき。 4. 世の罪担いて 苦しみたまえる み子のなやみを 見守るみ母の 心のおもいは いかに悲しき。 5. 主よ、今われらに み母のおもいを さやかに示し、 泉とあふるる 愛のこころをば 与えたまえや。 アーメン ------------- 086 第一. 1. 血しおしたたる 死の痛みにも、 敵をゆるせし、 「主よ、わが主よ」。 2. ゆるさせたまえ そのなすところ われらは知らず、 「主よ、わが主よ」。 3. み恵みにより 悩みのときも 主にならわまし、 「主よ、わが主よ」。 第二. 1. 主はあわれみて み国の幸の 恵みをたもう、 「主よ、 わが主よ」。 2. 罪あるわれら 主の名を呼びて ゆるしを祈る、 「主よ、 わが主よ」。 3. われらの心 主イェスを仰ぎ のぞみに生くる、 「主よ、わが主よ」。 第三. 1. かなしむ母と み弟子を愛し いたわりまもる、 「主よ、 わが主よ」。 2. 主のかえりみを われらも共に あずかり、わかたん、 「主よ、 わが主よ」。 3. われらはすべて ひとつの家の ものとならまし。 「主よ、わが主よ」。 第四. 1. 主はただひとり 世の罪のため 苦しみたもう、 「主よ、わが主よ」。 2. のぞみも消ゆる 闇せまるとき、 主はわがささえ、 「主よ、わが主よ」。 3. やみの中にも 近きにいます 主をわれは知る、 「主よ、わが主よ」。 第五. 1. 渇きしイェスは われらの愛を 求めてやまず、 「主よ、わが主よ」。 2. われらを救う 君がみこころ、 今なお渇く、 「主よ、わが主よ」。 3. われらも渇く、 命の水に みちびきたまえ、 「主よ、わが主よ」。 第六. 1. みむねのままに 苦しみ受けて 救いは成りぬ、 「主よ、 わが主よ」。 2. われらを救い 汚れなき身と ならしめたまえ、 「主よ、わが主よ」。 3. み国の道を 終わりの日まで みちびきたまえ、 「主よ、わが主よ」。 第七. 1. すべては終わり 主イェスは霊を ゆだねたまえり、 「主よ、わが主よ」。 2. 死のかげ囲む こころみの時 守らせたまえ、 「主よ、わが主よ」。 3. 生くるも死ぬも み国へいたる わが主のめぐみ、 「主よ、わが主よ」。 アーメン ------------- 087 1. うれしき朝を たたえよ。 み国は勝ちに 照り映え、 よみがえりし イェスきみの さかえは永遠に 尽きせじ。 うれしき朝を たたえよ。 2. 喜び地にも あふれて、 主イェスの勝ちを ほめうたう。 草は萌えて 花かおり 悲しみ消えて あとなし。 うれしき朝を たたえよ。 3. 過ぎゆく時の 流れも 海、山、空も 主をたたぅ、 イェスきみこそ 光の主 暗きに勝ちし 君なれ。 うれしき朝を たたえよ。 4. つくりしいのち 愛して その罪救う ねがいに、 人となりし イェスきみは いまこそよみに 勝ちたもぅ。 うれしき朝を たたえよ。 5. 死の道ゆきし 主イェスは とこ世のいのち 勝ち得て、 よみがえりの みことばは いまこそ成りぬ この朝。 うれしき朝を たたえよ。 6. あくまのなわ目 解かれて いのちを受けし われらも、 かがやく主を 仰ぎつつ 光を浴びて たたえよ。 うれしき朝を たたえよ。 ------------- 088 1. み墓をやぶり 主イェスは 生きたもぅ。 主の血によりて なぐさめ来たりぬ、 地は揺れ動きて 主はいま生きたもぅ。 2. 勝利の主イェス 死をうち滅ぼし くらきの長を 閉じこめたまいぬ、 天の戸開けて 勝利の主仰ぐ。 ------------- 089 (最初に一度だけ うたう) ハレルヤ、 ハレルヤ、 ハレルヤ。 1. たたかい終わりて 主は勝ちたまえり。 ほめ歌うたえよ、 ハレルヤ。 2. 主イェスは死に勝ち 暗きは消え去る。 喜びたたえよ、 ハレルヤ。 3. 悲しき日は過ぎ 主はよみがえりぬ。 みさかえときわに、 ハレルヤ。 4. 鎖はくだかれ 天の戸開けぬ。 勝ち歌うたえよ、 ハレルヤ。 5. 主イェスのみ傷に 死のとげ除かれ いのちに生かさる、 ハレルヤ。 -------------