070
1.
十字架にぬかずく
罪びとわれは
いのちをたまいし
恵みをおもう。
2.
すべての罪咎
十字架の上に
主イェスはあがない
血を流したもぅ。
3.
み国の夜明けは
十字架にあれば
ゆるしの勝ちうた
たからにうたう。
4.
十字架のみもとに
心をつくし
すべてを主イェスに
ゆだねていこう。
5.
われらの思いを
ひたすらイェスに
そそがせたまえや
さかえの日まで。
アーメン
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071
1.
とうとき主イェスの
十字架をしのべば
われらの求むる
宝はむなしき。
2.
われらの誇りは
ただ主の十字架ぞ
この世のものみな
み前に捧ぐる。
3.
見よ主のみかしら
そのみ手み足を
恵みと悲しみ
ともども流るる。
4.
思いにまされる
くすしき主の愛
わが身のすべては
みな主のものなり。
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072
1.
したわしき
救いぬしの
やぶりしは
何のおきて、
おかせしは
いかに深き
罪とがぞ。
2.
むちうたれ
とげのかむり
いただきて
あざけりうけ
とうとき主は
十字架の死を
とげたもう。
3.
よろこびて
ひつじのため
いのち捨つ
よきかいぬし、
しもべらの
負い目ゆるす
愛の主よ。
4.
なにゆえに
主は苦しむ
そはふかき
わが罪ゆえ、
とうとき死は
われを救う
恵みなり。
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073
1.
主はわが隠れ家、
わが救いぬし、
荒野をうるおす
恵みのいずみ。
罪ある民らに
その目をそそぎ、
すべての悩みを
になわせたもう。
2.
いばらをかむりし
主イェスのまえを
心をいためず
過ぎゆくべきか。
罪なき主の死は
平和をあたえ、
ときわのいのちと
いこいをたもう。
3.
主イェスを愛する
心に燃えて
血しおの流るる
十字架あおぐ。
とうとき主イェスの
みそばにゆきて
十字のしるしを
心に刻まん。
アーメン
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074
1.
見よ、十字架に
主はかけられて
呼吸たえしを。
いのちのきみは
あめよりくだり
死の恥うけたもぅ。
2.
来たりて思え
血しお流るる
くしきみわざ。
わが主のむねは
悲しみ深く
苦しみに痛む。
3.
主をはずかしめ
傷つけたるは
だれのわざぞ。
われらみ前に
犯せし罪を
主にいいあらわさん。
4.
いばらのかむり
われらのために
かぶらせたもぅ。
とうときわが主
わが罪のぞき
解き放ちたもう。
5.
救いのきみよ
とらえたまえや
われ主のもの。
いのちのかぎり
すべてのものを
喜びてささげん。
6.主の苦しみと
なげきの声は
いまも聞こゆ。
永遠のやすみに
入るその日まで
導かせたまえ。
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075
1.
主イェスは十字架に
みわざを遂げたもぅ。
いま主の血により
聖所に入るをえん。
われらは子として
み神にまみゆる。
2.
主イェスは十字架に
くるしみたまえり。
いま主の血により
み国はひらかれ、
主の死はわれらを
いのちに導く。
3.
主イェスは十字架を
わがため担えり。
いま主の血により
平和は来たりぬ。
われらは主の死に
感謝をささげん。
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076
恵みの主イェスよ
心のうちに
とうときみ姿
しるさせたまえ。
十字架のイェスを
心に刻み、
われらの隠れ家、
救いとしたまえ。
アーメン
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077
1.
さかえとほまれ
ただ主にあれ、
おさなごうたう
「ホサナ、ホサナ」、
ダビデのみ子よ
さかえの主よ、
恵まれしもの
救いぬしよ。
2.
さかえとほまれ
ただ主にあれ、
おさなごうたう
「ホサナ、ホサナ」、
み使いの群れ
君をたたえ
造られしもの
うたいかえす。
3.
さかえとほまれ
ただ主にあれ、
おさなごうたう
「ホサナ、ホサナ」、
棕梠の葉かざす
民をしのび
祈りとうたを
神にささぐ。
4.
さかえとほまれ
ただ主にあれ、
おさなごうたう
「ホサナ、ホサナ」、
主のみくるしみ
あがめしごと
めぐみの神を
たたえうたわん。
5.
さかえとほまれ
ただ主にあれ、
おさなごうたう
「ホサナ、ホサナ」、
恵みの神よ
平和の主よ、
ささぐる祈り
聞かせたまえ。
アーメン
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078
1.
ホサナと子どもら
声たからに
ほめうたうたいて
主をむかえぬ。
み胸にいだきて
めでたまいし
イェスきみたたえぬ
声もきよく。
2.
オリブの山より
みあとしたい
喜びうちふる
棕梠の小枝、
ほこらぬ姿に
来ませる主は
子どものほめうた
うけたまいぬ。
3.
「たかきにホサナ」と
いざやうたわん、
イェスこそわがきみ
救いのぬし。
心とわざもて
たたえまつらん、
主にあるさちこそ
とこしえなれ。
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079
1.
さかえの主来ます、
ホサナと叫びて
棕梠の葉うちふり
民らは迎えぬ。
2.
さかえの主来ます、
十字架めざして
勝利の歩みは
いましも始まる。
3.
さかえの主来ます、
天なる使いは
贄なるきみをば
かなしく見守る。
4.
さかえの主来ます、
戦いせまりぬ、
父なるみ神は
み子をば励ます。
5.
さかえの主来ます、
十字架めざして
うなだれたまえど
力はあふるる。
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