060 1. 父なる神の ひとりのみ子 主なるキリスト 世に来ませり。 主こそさやかに かがやきわたる あしたの星。 2. 死をうちくだき いのちをたもぅ。 ひとりのみ子は 生まれいでぬ。 これぞわれらを あがなうための ふかき恵み。 3. 信仰に立ちて み子に仕え、 深きめぐみを よろこび受けん。 主こそわれらを 正しき道に ともないたもぅ。 4. いまふるき人 み前に死に、 尽きぬいのちは うちにあふる。 み恵みふかき ひとりのみ子を たたえまつらん。 ------------- 061 1. ハレルヤ、 ハレルヤあまつみ国に、 み神をたたうる み使いたちの たえなるうた声 とわにあふるる。 2. 母なる都の エルサレムには み国のハレルヤ ひびきわたれど、 バビロンの川辺に われらさまよう。 3. 地に在るわれらは 罪にくるしみ 涙にむせぶ日 近づきくれぱ、 ほめうたしばしば 口にもいでず。 4. わが主のみもとに われらを住ませ、 尽きざるいのちの さかえのうちに、 ハレルヤ絶えせず うたわせたまえ。 アーメン ------------- 062 1. おぐらき闇の ゲッセマネの園に 世のため悩み 祈りたまいし、 救いのきみに 従い学べ。 2. さばきの庭に 捕らわれゆきて 悩みと恥を 忍びたまいし 救いのきみに 従い学べ。 3. カルバリの丘に 血しおを流し すべてを父の み手にゆだねし 救いのきみに 従い学べ。 4. 主イェスのからだ おさめし墓は むなしくなりて よみがえりたもぅ。 いのちのきみよ 力をたまえ。 アーメン ------------- 063 1. いまぞ栄えある いくさは終わり 十字架のうえに 勝ち歌ひびく。 救い主イェスの 勝利を告げよ。 2. 人の世に住みて 時満つる日に おのれの意志にて 苦しみを受け、 十字架にかかり 血しおをながす。 3. きよき十字架よ たぐいなき木よ、 葉も花もつけず 実もみのらねど、 とうときわが主の みからだ支う。 4. 父とみ子イェスと なぐさめぬしの 三一にます神に みさかえとわに。 造られしものの ほめうた絶えず。 アーメン ------------- 064 1. 主イェスの十字架に みさかえあれや とうとき君こそ みふみの光。 2. 心の悩みの 激しきときも 十字架はつねにぞ 慰めあたう。 3. 十字架の上より かがやく光 われらのゆくてに 望みをあたう。 4. 喜びなやみも 十字架はきよめ はかり知られぬ 平和は来たらん。 ------------- 065 1. 宮のなかの いけにえの血、 平安をあたうる 力あらず。 2. とうときみ子 キリストの血、 われらの罪とが すべてきよむ。 3. わが信仰 ただ主にあり、 われ罪を悔いて み前に立つ。 4. わが霊知る、 十字架こそ 罪をばあがなう 救いの木と。 5. 信仰こそ わが力ぞ、 ほめたたえまつれ 救いぬしを。 ------------- 066 1. たよりゆくものに いとちかく在して み救いをたもう 造りぬしイェスよ。 2. 十字架を染めし み恵みの血しお、 つみ咎のきずな 解きはなちたもう。 3. 夜のやみに星を つくります神は くらき世のやみに 身をゆだねたもう。 4. 十字架にかかり いき絶えしときに 地はふるえうごき 死のやみはつつむ。 5. 死のちからやぶり みさかえの座より 世を治らすきみの 限りなきみくに。 アーメン ------------- 067 1. 主のみ民よ きよき地にも やみの力 かこむを見よ。 主のみ民よ いざ立ちて、 十字架により うちやぶれ。 2. やみの力 てだて尽くし 罪にさそう おそれを知れ。 主のみ民よ 主にたより 心こめて 祈りせよ。 3. 悪にさそう やみの力 ささやく声 われをかこむ。 主のみ民よ 祈りつつ 朝のひかり 待ちのぞめ。 4. わがしもべの 悩み知れり、 なれは弱く われも弱し。 わが重荷を われ担い みくら近く みちびかん。 ------------- 068 1. 主こそわが光 慰めと望み われ世を旅して 重き罪になう。 2. わがこころ弱り 力は失せはつ。 わがたまは叫び 主をばよび求む。 3. 苦しみによりて われを強めませ。 よるべなき時に 力をばたまえ。 4. いまわの時にも みことばは光 十字架は支え、 み墓はやすらぎ。 5. 主の死を悼みて み国をのぞめば 天の戸を開き われを迎えませ。 6. おわりの時には みそばにはべりて この世の裁きを のがれしめたまえ。 7. 新しきからだ 日のごとかがやく わが主の体に ひとしくしたまえ。 8. 喜びあふれて み使いとともに みさかえ輝く 主をばほめ歌わん。 ------------- 069 1. 神のみ子よ 十字架のイェスよ なわめしのび むちの恥うけ 悩みましし 救いぬしに 捧げまつる ふかき感謝を。 2. 人の罪を その身に負いて ふかき悩み 忍びたまえる 汚れ知らぬ ああ、こひつじ、 きみになにの 咎もなきに。 3. 罪に勝ちし 主イェスのいくさ、 その死ゆえに いのちあらわれ われに自由 あたえたもう、 傷と血こそ わがなぐさめ。 4. 十字架にない 主のため進まん。 この身ささげ いさみ憶せず、 血しお流す 苦しみにも とげのかむり 耐えて忍ばん。 5. イェスのみ傷 わが罪きよめ 主の死われの 慰めとなれ。 憂い悩み 十字架ゆえに われに益と ならせたまえ。 -------------