010 1. 「暗きの業をば とく投げすてよ、 救いは近し」と 呼ぶこえ聞こゆ。 2. 眠れる霊みな 目覚めて仰げ、 朝日とかがやく さかえのきみを。 3. 長くも待ちにし あがないぬしよ、 いざ皆ぬかずき みゆるし祈らん。 4. 世人はおののき 立ちさわぐとも 愛の主われらに 近づきたもう。 5. 父み子み霊に ほまれとさかえ 力とみいつは ときわにあれや。 アーメン ------------- 011 1. ともしびともせ 主の民らよ 夕日は沈み よるは近し 花婿やがて 来たりたもう。 目覚めて祈り 備えをなせ。 2. ものみの叫び 高く聞こゆ、 ハレルヤうたい 君を迎えん。 宴のそなえ いまぞ成りぬ、 花婿ちかし いでむかえよ。 3. 十字架負いし 聖徒の群れ 悲しみ消えて いのちあふる。 み座の前に 聖徒たちと 小羊あおがん、 冠ささげ。 4. われらの望み 主イェスきみよ、 闇夜にひかり 照らしたまえ。 心をあげて 祈りまつる、 来たらせたまえ 救いの日を。 アーメン ------------- 012 1. あしたの光は 山に映えて、 君を待ち望み 心さめぬ。 2. 朝日と輝く 冠うけて、 栄光の主イェスは 来たりたまわん。 3. 夜明けとなりなば 主は来まして、 光のあしたは とわにつづかん。 4. つきせぬ恵みは 今あらわれ、 正義とまことは 勝ちをおさめん。 5. 光とかがやき 主は来たまわん。 王なる主イェスよ とく来たまえ。 アーメン -------------- 013 1. ヨルダン の岸辺にて ヨハネは叫べり、 「来たれ、主は近し 聞けよ、 おとずれを」。 2. いざ心きよめ 備えして待ちなん、 救いの主イェスよ 今ぞ来たりませ。 3. 主こそわが救い わが避けどころぞ、 み恵みあらずば わがたまはほろびん。 4. いやしのみ手もて 病みびとをつよめ 倒れしものをも 歩ましめたもう。 5. 罪よりあがなう とこしえのみ子を み父とみ霊と ともにほめまつれ。 --------------- 014 1. わが心は あまつ神を とうとみ、 わがたましい 救いぬしを ほめまつりて よろこぶ。 2. 数にたらぬ わがみなれど 見すてず、 よろず代まで さきわいつつ 恵みたもう うれしさ。 3. 御名は清く 大みわざは かしこし、 代々にたえぬ みいつくしみ あおぐものぞ うくべき。 4. 低きものを 高めたもう みめぐみ、 おごるものを とりひしぎて 散らしたもう みちから。 5. アブラハムの すえをとわに かえりみ、 イスラエルを 忘れまさで 救いたもう とうとさ。 ------------- 015 1. 宝を積みて 舟は来たる、 恵みのことばを み子は運ぶ。 2. 風をはらみて 来たる舟の 柱は聖霊 帆は愛なり。 3. 碇をおろして 岸辺に着き み神のひとり子 いまぞ来ます。 4. ダビデの町の まぶねにふし その身を与うる み子をほめよ。 5. 喜びあふれ み子を迎え 苦しみ忍びて あかしをたてん。 6. 主とともに死に よみがえりて ときわのいのちを ともにぞつがん。 -------------- 016 1. 時は満てり、 み子はあらわる。 そのみ栄え 肉をまとえり。 怒りのぞき 救い果たす 神を見よや、 時は満てり。 2. 時は満てり、 星はかがやき 暗きよるは いまぞ消え去る。 望み待ちし 君を仰ぐ 声を聞けや、 時は満てり。 3. 時は満てり、 み子はほほえむ。 罪のなわめ のろいくだかる。 主イェス君ぞ 永遠の望み、 君を見よや、 時は満てり。 -------------- 017 1. ばら咲きいでぬ、 くしき花は、 イザヤのうたう エッサイのすえ。 花ひらきぬ、 つめたき冬の 夜はしずかに。 2. イザヤの語る 小さきバラよ、 きよきおとめは 母となりぬ。 みむねにより み子は生まれぬ、 夜はしずかに。 3. きよけき花は たえにかおり、 きよき光に やみは消えぬ。 神なる人 救いたまえや 罪と死より。 4. この世とわかれ 神の国の 喜びの座に つらなるまで、 助けたまえ。 とこしえまでも 神をたたえん。 アーメン ------------- 018 1. アダムのすえをば あわれみくだりて、 み国の喜び たずさえ来たもう。 2. み光のころも ぬぎすてたまいて、 貧しきしもべの 姿とりたもう。 3. み使いらともに 喜びたたえつ、 くすしきおとずれ 牧者につたえぬ。 4. もろ国の人を 子とするためにぞ 神の子主イェスは この世にくだりぬ。 -------------- 019 1. 主にあるものみな 神をほめよ。 み国をひらきて み子をたもう、 み子をたもう。 2. みもとよりくだり ひととなりて むなしくまずしく まぶねにふす、 まぶねにふす。 3. みさかえを捨てて ひくきにつき しもべの姿を とりたまえり、 とりたまえり。 4. み神をあらわす このみわざに 愛する主イエスの あわれみあり、 あわれみあり。 5. 主はあめのかどを いま開きぬ。 うえをば仰ぎて 神をほめよ、 神をほめよ。 アーメン -------------